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家族、くらし

人口減少日本の危機について考えてみる

更新日:

19年総人口1億2616万7000人 減少率は最大の0.22%

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58022100U0A410C2MM8000/

日本の人口がどんどん減っている。

2019年の日本の総人口統計が出ました。

人口が1年前より27万6千人減ったとのことで、

27万人というと、どの程度かというと

青森県青森市

三重県津市

千葉県市原市

茨城県水戸市

これらの都市は人口およそ27万人前後の都市となりますが、

このうち一つ分が丸ごと無くなってしまう程度です。

生産年齢と呼ばれる15~64歳までの人口も7507万2千人と、

過去最低を更新しています。

年金運用、過去最大17兆円超の赤字に 1~3月期試算

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASN436S48N43UTFL004.html

短期的な運用の赤字ではありますが、

新型コロナウイルスの影響で株価下落に伴い、

年金の運用も過去最大の赤字を出しています。

今回、アベノマスクと呼ばれる、1世帯あたりマスク二枚の配布や、

補正予算の10万円一律支給の件も、

結局我々の税金が使われます。

そういった非常事態が無かったとしても、

いまの日本の財政状態はとても厳しい状況にあります。

財務相説明資料 わが国財政の現状等について(資料1)より抜粋

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia310417/01.pdf

プライマリーバランスという言葉があります。

国の基礎的なお金の収支のことを言いますが、

日本は長いことずっと、歳入より歳出が大きく上回っています。

単純に、収入に見合わない支出をしているということですが、

家庭の生活で考えたら、とっくに破たんしていますよね。

なぜ、無い袖を振ることが出来るかというと、

国債を発行しているからです。

国債とは、国の借金になります。

国債は誰が買ってくれているのか?

それは、ほとんどが日本銀行で、次いで、日本の銀行、生損保等の金融機関、

これだけで国債の8割以上を買っています。

自分の借金を身内で引き受けているようなものでしょうか。

しかし、このまま国債の発行をどんどん増やしていっていいのでしょうか?

今の新型コロナウイルスでの緊急事態宣言だけでなく、

昨今の異常気象で、台風の被害は甚大化していく傾向にあり、

また、日本は大きな地震、火山の噴火などの自然災害のリスクも低くはなく、

今後に備えた蓄えはいくらあっても多すぎることはありません。

それでいて、高齢化が進む日本は、歳出削減の材料はほとんどありません。

歳出削減も出来ない状況で、歳入を増やそうとしても、

ついこのまえ消費税増税をしたばかりで、

これ以上の増税もなかなか簡単には進めにくい状況です。

しかし、1000兆円を超えてなおも膨張し続ける国債をこのままずっと放置していれば、

国債暴落(デフォルト)が起こる可能性があり、

デフォルトが起きれば、ハイパーインフレが起こります。

ハイパーインフレが起こると、例えば今まで10万円だと思っていたお金が、

1万円の価値しかなくなってしまう、ということが起こります。

給料はその分上がっていくと思われますが、

銀行に預けているお金は紙切れになり、

特に年金受給者の生活は大変なことになります。

日本の財政は破綻しない、デフォルトは起こらない、という説もありますが、

楽観視して、このバランス悪い日本の財政を頼りにするよりも、

一つの可能性として危機感をもって、備えておく方が賢いと思いませんか?

良くも悪くも、新型コロナウイルス禍のような危機的状況下では、

今まで手をつけずにいた各々の問題や課題が浮き彫りになります。

リモートワークなどは、政府の働き方改革でもよく取り上げられていましたが、

私などは全く自分の仕事に取り込もうと思ったことがありませんでした。

しかし今回のような有事になって、皆がいっせいに

リモートワークをするようになりました。

緊急事態宣言が出されて、会社に行きたくても行けない中で、

生活のために収益をどうやって上げていくのか?

あらゆる手をつくして、生産性を高めなければならないという、

窮地に追い込まれて、初めて本気で取り組めるようになる、

ということはよくあります。

これは企業やビジネスだけの話ではなく、

老後資金2千万円問題のように、年金以外に自分の蓄えが

老後にいくら必要になるのか?

自分の、家族の理想のライフプランの実現にはいくら必要なのか?

今の給料でそこまで貯められるのか?

今の貯金を運用することは出来ないだろうか?

勤務先の給料以外に、どんな副収入が得られるのか?

長いあいだ、自分が頭のかたすみで、ぼんやりと心配していながらも、

全く手をつけずに先のばしにしてきたことが、

こういう有事に浮き彫りになってきています。

順風満帆のときには、なかなか考えもしなかったことを、

この自粛期間にじっくりと向き合って考えてみて、

行動にうつせることはトライしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

日本は年々人口減少、生産年齢人口も過去最低に。

新型コロナウイルスの影響で一部の株価下落、年金運用も赤字に。

新型コロナへの財政出動だけでなく、異常気象や自然災害の被害も多く、

歳出の削減は難しい。

これ以上の増税も難しく、プライマリーバランスが崩れたまま。

国の借金である国債発行がいつまで続けられるのか?

国をあてにするより、自分でできることを考えて、行動してみよう。

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