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アメリカ調査会社が予測する2021年の10大リスク

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国際政治学者のイアン・ブレマー氏が率いる

政治リスクの調査会社ユーラシア・グループは

毎年、年頭にその年の政治や経済に大きな影響を

与えそうな事象を予測していますが、

2021年の10大リスクを今年も発表しました。

1位 アメリカ新大統領

そして、最もリスクが高いと予測されることが、

バイデン次期大統領こと、「第46代米国大統領」である

ということでした。

確かにトランプ大統領は大統領選挙の結果を

不正だとして、負けをなかなか認めず、

トランプ氏の支持者も、バイデン当選を認めず、

会議を妨害しようと議事堂に乱入し、死者が出る程の

暴動が起こっています。

トランプ支持者も、共和党支持者もかなり多く、

バイデン支持者は、積極的にバイデンを支持、

というよりアンチトランプというか、

トランプに対する反対票という意味合いが強いように

思われ、そういう面が、バイデン氏に物足りなさを

感じさせてしまうのかもしれません。

米国の分断だけが色濃く目立ってきているように見えます。

バイデン氏の最も重要な役割が、トランプ氏を敗北させる

ことだけで終わってしまわないように、こういった前評判を

覆す活躍に期待して、注目していきたいですね。

2位 新型コロナウイルス

2位はやはり新型コロナウイルスの動向となります。

中国 武漢市の最初の感染報道から、すでに1年以上が

経過しましたが、いまだに収束する気配がなく、

一体いつまで人類に大きなダメージを与え続けるのでしょうか。

2021年も引き続き、重大なリスク要因として取り上げられています。

ワクチンの開発について、朗報が増えてきている

のは期待していますが、

ワクチンが出来上がれば一件落着、という話でもなく、

止めていた経済のツケ、各国の財務状況の悪化など、

感染防止対策に伴い、負ってきた負担もとても

大きく、新型コロナの残した爪痕にも、長い間

苦しめられるだろうことが予想されます。

3位 気候問題 グリーン化

温室効果ガスの排出ゼロの目標など、脱炭素社会、

カーボンニュートラルに向けた取り組みが、

各国に突き付けられています。

世界中がそういった厳しい目で

経済活動を監視するようになってきています。

就任後、新たに環境エコの分野で存在感を高めようとする

米国バイデン氏を含め、宣言するだけでなく、

環境にやさしい経済活動に

本当に舵をきれるのかどうか、

各国のリーダーにその実行力、リーダーシップが

問われてくるのだと思います。

4位 米中緊張関係

新型コロナのワクチンをめぐる競争や

クリーンエネルギーなどの主導権をめぐる競争で

米中の緊張関係がさらに高まってしまうのでは

ないかという見方をされています。

米国バイデン次期大統領は、トランプ氏ほどには、

あからさまな中国批判や言動はしないと思いますし、

対中関係の緊張緩和を目指していくと思いますが、

テクノロジーなどあらゆる面で、この二国間の

覇権争いは激化しており、

世界が米中関係に大きな影響を受けることは

変わらず、今後もこの二大国に振り回されてしまうのでしょうか。

5位 グローバルなデータ競争

ますます力を増しつつあるGAFAなどのプラットフォーマー

をはじめ、企業はあらゆる場面で世界中の個人のデータを

国境をまたいで、利用、活用しています。

それに伴い、各国もデータ保護、プライバシー規制の強化

を進めています。

そして、顧客データをめぐるデジタルテクノロジーの

覇権争いも、米中を中心に激化していくことでしょう。

そういった急速なデジタル社会への移行が、

新型コロナによる、テレワークや、他人との接触を

なるべく避ける生活の中で、さらに加速されているのだと思います。

6位 サイバー紛争激化

新型コロナで、テレワークなどDX化が進む中、

自宅からサイバー空間にアクセスする人が増え、

そのデータも膨大になっていく中で、上記のような

データ保護、プライバシー規制の世界的な

共通ルールがまだ確立されていません。

したがって、相変わらずサイバー攻撃や

データ盗難のリスクが解決されておらず、

今後もサイバー紛争が激化するリスクを指摘しています。

1位~6位までは全部つながっている?

こうしてみると、1位~6位まで、米中関係や

新型コロナ、それに伴うデジタル化、

そのデジタルテクノロジーにおける覇権争い、

そして米中を中心に経済活動を発展させてきたが故の

環境問題など、全部がどこかしらで

つながっているようにも見えます。

去年の10大リスクは?

ちなみに去年、2010年の10大リスクも

以下に振り返ってみたいと思います。

米中に関連することや、気候変動問題などは

去年から取り上げられていました。

トルコ、中東、南米のリスクについても

今年と同様に、去年も10大リスクに上がっていました。

まとめ

米ユーラシア・グループが予測する

2021年の10大リスクを紹介しました。

1位の米国新大統領からはじまり、

中国 武漢市から発症したとされる新型コロナ、

気候変動の問題、米中の緊張関係、

グローバルなデータ競争、サイバー紛争など、

1~6位までは全てが何らかの形で複雑に

関連してつながっているようにも思えました。

新型コロナという未知の経験が加わりましたが、

相変わらず、米中の二大国家から目が離せない

状況が続きます。

現状の世界では、取り上げられたようなリスクがある

ということを念頭に置いて、日本の政治家の動きや

企業の動向に注目していくことが重要だと思います。

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