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コロナ禍で業界の垣根が取り払われた

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競合企業がどんどん増え、移り変わっていく時代

企業を取り巻く環境の変化は、

今に始まったことでもなく、

コロナ以前から兆しはあったとも言えますが、

新型コロナ禍が人々に与えた生活の変化などが、

業界の流れを変え、垣根が取り払われて、

昨日まで競合だと思っていなかったような企業

と競争していかねばならないという

業界の枠を超えて競争する時代に入っています。

激動の時代が、コロナによってますます

激しさを増しています。

具体的に見ていきましょう。

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紳士服専門店の多角化

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2010/29/news032.html

ITmediaビジネスオンライン 「洋服の青山」が自前でつくったシェアオフィス スーツ店が“仕事場”を提供する意味

なんと、「洋服の青山」が、都心の既存店舗の

スペースを半分に縮小し、空いた空間を

シェアオフィスに一変させ、新しいビジネスに

挑んでいるということです。

シェアオフィスにスペースを割いた分、紳士服の売場が

狭くなりますが、それをカバーする、「デジタル・ラボ」

という大きな画面で、色違いや、コーディネート、

在庫状況を確認したりできるので、買い物の

満足度も落とさないということです。

同業の「紳士服のAOKI」についても、

ワーキングスペースを提供しだしたり、

それ以前から、複合カフェ、結婚式場、

フィットネスジムなど、盛んな異業種への

チャレンジが行われているようです。

そもそもスーツ離れは、コロナ前からあったことで、

キレイ目なカジュアルスタイルや、機能性重視

のスタイルが取り入れられて、スーツの市場自体が

縮小・衰退する傾向にありました。

そして、そこではユニクロやワークマンが得意

とする機能性や、低価格帯のビジネスカジュアルな商品が、

どんどんビジネスシーンに取り入れられて、

フォーマルなビジネススーツの脅威となっていました。

アフターコロナにスーツ完全復活とはならない

そして、スーツ離れは、コロナが落ち着けば元に

戻るかと言うと、テレワークが全員出社に戻らない

のと同様に、一旦、効率良い楽なやり方を知って

しまったら、なかなか元には戻せないのではないかと

個人的には思います。スーツ自体はまだまだ必要と

するシーンはあり、ここぞという時の勝負服には

欠かせないものであるのは間違いないと思いますが、

スーツでは無くてもいい日というのが増えていき

自由度が広がっていくのだと思います。

戦う場所が変わったら新しいライバルがいる

「洋服の青山」も「紳士服のAOKI」も、シェアオフィス

への進出で、また新たな競争が繰り広げられ、

シェアオフィス、コワーキングスペースの既存事業者、

あるいは喫茶店や飲食店といった新たな競争相手

との競合が考えられます。 必ずしも多角化した

全ての事業が成功するとは限りません。

もちろん、シェアオフィスの既存事業者においては、

ワークスペースにビジネスウエアが売っていて、

急な会議の時に、売場でジャケットやネクタイを買って、

そのままシェアオフィスでリモートで会議に出席という

シーンが提供できる、青山やAOKIの脅威に対抗

していかなければなりません。

そして、紳士服の既存事業はユニクロやワークマン

など機能性や低価格カジュアルの得意な強敵に

シェアを奪われていますので、簡単には後戻りは

出来ないと思います。

このように、企業はトライ&エラーを繰り返しながら、

生き残っていなかければなりません。

コンビニの役割に変化が

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69963250T10C21A3EA5000/?unlock=1

日本経済新聞 コンビニ、百貨店化のワナ

今まで、忙しいビジネスマンが出勤前に

オフィス側のコンビニでサッと、朝食や飲み物

などを買っていたのが、コロナ禍で会社に

行かなくなり、生活時間に余裕が出て、

なおかつ先行き不透明感や収入減などで、節約志向が

出てくると、やはり同じものを買うならコンビニで高く買う

よりも、安く買う手段は色々あることに気が付きます。

あるいは時間短縮のためにコンビニ弁当で済ませていた

のを、スーパーで材料を買って自炊してお弁当を

作った方が安く済むということは、分かってはいても

そんな手間ひまをかける余裕が無かったのが、今、

そんな余裕ができたので、やってみた、

という人も少なくないと思います。

自粛生活との相性

食品スーパーなどは業績好調で、ドラッグストアも

取扱い品目をどんどん拡大して、コンビニの売上を

奪っています。近年コンビニでは、その商品開発力で、

オリジナル商品、PB商品のヒットを数多く打ち出し、

デパ地下よろしく、ちょっと高額なプレミアム商品など

手掛けて、うまくいっていたものもあったと思います。

しかし結局は、本物のデパ地下や、スイーツ専門店には

かないませんし、限界があります。

そこへきて新型コロナ禍で来客が減り、

定番商品も、ドラッグストアや食品スーパーに

奪われてしまえば、オフィス街の店舗など

かなり高額な立地に店を構えているので、

すぐに収益が圧迫されてしまいます。

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コロナが無ければ避けられたかどうか

コンビニの店舗数は増え続けているものの

売上の増加はすでに頭打ちという状況です。

上を向いてもデパ地下にはなれないし、

スーパーのような品揃えや生鮮食品の扱いも難しい、

ドラッグストアは品揃えをコンビニに寄せてきており、

しかもディスカウント価格で販売しています。

コンビニにとって、どっちを向いても八方塞がりという

厳しい局面を迎えているようにも見えます。

ちょうど、セブン&アイHDとローソンの

2021年2月期連結決算が出ており、コンビニ不振で

両社とも大幅減益のようですが、果たして、

コロナが無ければ問題を避けられたのかどうか。

むしろ、放置して取組んでこなかった問題点が、

コロナ禍で浮き彫りにされる、といった側面が

あるようにも思えます。

もちろん、日本中に張り巡らされた店舗網や、

ヒット商品を生み出す企画力は大きな強みになり

ますので、WITH、アフターコロナ時代の新しいコンビニの

役割を模索して、こからの活躍を期待したいです。

まとめ

新型コロナ禍で業界の境目が分からなくなり、

競争相手が目まぐるしく変わったと思われる

紳士服専門店の業界と、コンビニ業界の例を取り上げて

考察しました。コロナによって人々のライフスタイル、

ビジネススタイルに変化が起き、その変化との相性の

良し悪しで、主役がどんどん交代する激動の時代

となっています。これらの事例を自分の事として

当てはめて考えてみて、コロナのせいにして開き直る

のではなく、常に時代にあった、自分達の強み、役割を

模索していき変化の時代をうまく乗り越えていければと思います。

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