気象と健康

新型コロナウイルスは気候に影響されるのか

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新型コロナウイルスは湿度に弱い?

新型コロナウイルスは3日間滞留し空気中で3時間生存…弱点は湿度=米で報告書

YAHOO!JAPANニュース 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200314-00000024-nkgendai-life

まだワクチンも無く、今や世界中の関心を集める新型コロナウイルスですが、その弱点が湿度にあるのではないかという一報がありました。

今後、これらの内容を、専門家が精査するとあるので、今はまだその前の段階の概要発表となるようですが、湿度を高く維持するために、なるべく加湿を心掛けたいものです。

記事によると、気温約22℃、湿度50%の状態であれば、ウイルスの活動が収まるとの事。

気温22℃で、湿度50%の時、 絶対湿度を計算すると約9.7g/m3になります。

絶対湿度は聞き慣れない言葉かもしれませんが、空気中の湿度は、湿気の割合でみる「相対湿度(%)」と、水分の質量でみる「絶対湿度(g/m3)」とあります。

相対湿度の場合、例えば相対湿度50%だとしても、気温が何℃かによって、空気中に含まれる水分量が変わってしまいます。

気温が高ければ高いほど、多くの水分量を湿気として空気中に含ませることができます。

従って、このような場合は、絶対湿度で見ていくのが良いと思います。

インフルエンザウイルスでは、絶対湿度11g/m3以下から注意が必要との事ですので、出来れば絶対湿度11g/m3以上に、お部屋の絶対湿度を保てればベターではないかと思います。

室温・湿度管理でインフル予防 20度以上、50~60%が理想

NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO93955790T11C15A1W13001/

インフルエンザウイルスは湿度に弱いことがよく言われていますので、この時期、室内が乾燥しないように加湿を心掛けたいものです。

そして、新型コロナウイルスも湿度に弱いということが真実であれば、高温多湿の梅雨がある日本にとって、これからの季節は、ウイルス対策がしやすくなると言えますね。

それまでは、自分や家族が長く過ごす空間は、よく加湿して対策しておくことをおすすめします。

武漢の気候

湿っぽくて寒い冬の武漢:新型コロナは湿気に弱いのか?

アゴラ 言論プラットフォーム
http://agora-web.jp/archives/2044425.html

一方で、ウイルス発生の震源地といわれる武漢は、大河長江の近くということもあり、霧と水蒸気による高湿度地域と言われるほどのようです。

年間でも平均湿度が75%くらいあるそうなので、もしここで発生したウイルスなのであれば、湿度に弱いなどとは、なかなか信じがたい気もしますね。

恐らくこの武漢から、中国の春節に合わせて人々が大量に世界各地に旅行などで移動したことがパンデミックになった大きな要因ではないかと言われています。

イタリアの感染急拡大のなぜ?

イタリアでの新型コロナウイルスの感染拡大が尋常では無いスピードで増えています。

まず素人でも思いつくのが、日本人と比べて、イタリア人は明るく陽気で、挨拶での触れ合い方が濃厚であり、ハグやキスが当たり前の社会で、簡単に濃厚接触してしまうのではないかと、想像できます。

また、屋台などが多く、人が集まって外で食事をしたりということが多いイメージがありますね。

イタリアも高齢化が割と進んでいるようですので、重篤な方が多かったりするはそのことも関係しているのではないかとも思えます。

そして何より世界有数の魅力的な観光地がたくさんあり、インバウンドも相当数いることが想像できます。

これらの要因が重なり合ったのかどうかは分かりませんが、現時点でイタリアは不幸にも感染者数が急増してしまいました。

今では移動制限がかかったり、生活必需品のお店以外は閉まっているという大変な状況です。

欧州は陸続きですので、フランス、ドイツ、スペインなどの感染者数も増加傾向にありますが、これがどうなるか、こちらも心配です。

新型コロナの意外な影響とは?

日本では子供達が学校に通えなかったり、不要不急のイベントなどは自粛となり、経済の停滞など様々な影響が有ります。

その中でも、少し意外な影響も出ています。

新型ウイルス対策で中国の大気汚染が改善、数万人が救われた可能性

CNN.co.jp
https://www.cnn.co.jp/world/35150996.html

経済活動が抑制されている影響だと思われますが、中国の厳重な対策のおかげで、中国の大気汚染が大幅に緩和され、排出される二酸化炭素の量も激減したそうです。

インフル患者、前年から6割減 新型コロナで予防浸透

西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/590238/

新型コロナ対策として、手洗い、うがいなどが徹底された影響か、日本国内でのインフルエンザの患者数が大きく減少しています。

実は今シーズンの国内のインフルエンザは、前年より一ヶ月も早く流行し出し、12月まではかなりのハイペースで感染者数が増えていたのですが、新型コロナの話題が出て以降、全国的な対策の取組の甲斐があり、良い影響が生まれています。

このあたりは日本人の生真面目さというか、ワンチーム的な面が良い効果を生んでおり、少しほっとできますね。

まとめ

新型コロナウイルスが湿度に弱いのではないか、という考え方があることが判明しました。

武漢が一年中高湿度な地域であることから、精査が必要ですが、まずは自分達がいつもいる場所を加湿しておきましょう。

世界有数の観光地で人の移動が激しく、濃厚な接触をしやすいイタリアは、感染者数が急増してしまった。

新型コロナ騒動の中で、中国の大気汚染が緩和されたり、日本のインフルエンザ患者数が減少したり、意外な影響が出ている。

以上

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