濱口秀司×ちきりん「こんなときだから考える力」
ダイヤモンド社のZoom対談を受講しました。
著名なお二人の対談ですが、なんと無料で受講することができました。
リアルなセミナーや対談だと、
大きな会場を借りたり、そこに働くスタッフも含めて、
やはりある程度のコストがかかるので
無料での開催は難しいと思いますが、
このようなZoomのセミナーについては、今無料で
開催しているものが多く、凄くお得ですね。
これがひと段落したらば、有料になるのかも知れませんし、
今の内がお得なのかもしれません。
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今回の無料のZoom対談は、
無料なのがもったいない位にすごく勉強になりました。
さらに、登壇者の二人の息が合っていて、面白かった。
なので、この学びを忘れないうちに記録しておきたいと思います。
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登壇者ご紹介
濱口秀司(はまぐちひでし)氏
米国在住の世界で活躍する戦略家。
イノベーションや、ビジネスデザイン分野にフォーカスした
活動をされています。
ちきりんさん
ブログ「Chikirinの日記」で有名な
社会派ブロガー。
お二人とも多くの著書を出している人気著者でもあります。
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今回の対談のテーマは、「考える力」
個人としての意思決定について
お二人がどう捉えているのか、
とても学びの多い対談でした。
WEB就活トレーニング【パーソナル・クライム】![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3BFPUB+383JQQ+4J2A+5YRHE)
思考力について
まず、ちきりんさんの考える「思考力」について
以下の三つの要素があると言います。
①考えることが好きかどうか
②思考テクニック
③思考体力
まずそもそも考えることが好きかどうか、という資質があり、
次に、後から後天的に身につけられる
ロジカルシンキングなどの思考のテクニックがあり、
最後に、考え続ける頭の体力とも言うべき
「思考体力」があるかどうか。
この三つの要素で思考力が構成されており、
どれだけそれらを高めていけるのか?
という問いかけがありました。
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ちきりんさんは、12歳から日記を書いていて、
それも、ただその日の出来事を書くのではなく、
今日自分が考えたことを書き起こすという、
頭の中の思考にフォーカスしていたそうです。
そのような若い頃からの習慣が思考力を醸成し、
あのような人気ブログの土台になっているのでしょう。
![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3BFPUB+383JQQ+4J2A+63OY9)
思考力は高められる?
対して、濱口氏は、思考力を上げるための
トレーニング方法を具体的に教えてくれました。
スポーツで例えれば、
野球ならバッティングやピッチングの
正しいフォームがあり、
上手か、下手かが分かり、
それに対してコーチングを受けることができます。
しかし、目に見えるスポーツと比べて、
思考はうまくできてるかどうか、自分でも自分のことが見えません。
それをあえて、意識しながら、見える化するというトレーニングです。
![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2020/07/rubics-2546717_640.jpg)
![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3BFPUB+383JQQ+4J2A+639IQ)
自分の思考を見える化する
どういうことかと言いますと、
自分の思考をスローモーションのように、
ゆっくりと見る訓練方法です。
何かの問題を考えるときに、まず最初にその問題のどこに注目したか?
その問題を見て何を思ったか?
うまく言語化できなくても、イメージやイラストでもいいから書き出していく。
別の問題を見た時に、同じようなアプローチをとるのか?
または難易度が高い問題と、簡単な問題ではアプローチが変わるのか?
そういった自分の考え方のクセ、習慣を意識して、
スローモーションで見る訓練をしていくということです。
すると、自分の思考が、どうやって導き出されたのかが分かるようになり、
だんだん細かく振り返れるようになるそうです。
そしてその訓練を繰り返すうちに、
自分の思考をコントロールできるようになるというのです。
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3BFPUB+383JQQ+4J2A+5ZEMP)
ロジカルシンキングとも違う
この話はとても衝撃を受けました。
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自分も問題解決力に興味があり、
ロジカルシンキングなど勉強しました。
人には考え方のクセがあり、思い込みがあるので、
思い込みを排除するために、事実ベースで考えて、
結論に対して根拠が説明できるよう論理的に考える。
そういう、訓練はしてきたのですが、
ここでの濱口氏の話は、
「人間の考え方なんて、もっとメチャクチャなもの」
「そんなにきっちりと考えることはできてないだろう」
というところから入って、
思い込みだろうが何だろうが、
ある事象を考えるときに、
「どこにまず意識がいって」
「どんなことをどういう順番に考えたか」
これを、本当に細かく、スローモーションで見ていくことが、
自分の思考をコントロールできることに繋がっていくと言います。
自分の思考をコントロールできるようになれば、
アイデアやロジックをうまく使いこなすことが出来るようになり、
人を動かしたり、社会の問題を解決することにつながっていきます。
そのような成果につなげることで、
さらに思考が好きになり、思考体力もついてくるということです。
「自分の思考を見える化する」ということは
今まで考えたこともありませんでした。
WEB転職トレーニング【パーソナル・クライム】![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=3BFPUB+383JQQ+4J2A+61C2Q)
考える人はアウトプット思考
そして、対談を聞いていて感じるのが、
お二人ともに共通している、アウトプットの多さです。
インプットよりも圧倒的にアウトプットの量が多いということです。
セミナーや、読書をして、ああ勉強になったなと、
簡単に満足していい気分になって、
そこでおしまいの自分からすると、
とても耳が痛い話なのですが、
ちきりんさんは、
インプットした情報の4倍位はアプトプットをすると
教えてくれました。
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考えてみると、自分は、何か情報に触れた時に、それを単なる知識として
覚えておこうとするクセがあるような気がします。
別に受験勉強を頑張った方ではありませんが、
日本型の暗記、偏差値教育の弊害でしょうか?
そういうインプット偏重から抜け出さないと
思考力は高めていけませんね。
ある情報を目にしたら、
そこからどんな未来が予想できるか考え、
どんなことに応用できるか、どんな疑問がわいてくるか、
そういう考える時間というのをもっと大事にしていきたいと思います。
パーソナル・クライム![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3BFPUB+383JQQ+4J2A+5YJRM)
まとめ
人気著者同士の対談形式で、考える力、
思考力をテーマに学びました。
思考力はトレーニングで高められるとの事でした。
自分の考え方のクセ、順番などを事細かに見える化することで、
自分の思考をコントロールできるようになれるということです。
意識的に自分の考え方を捉え直してみることを
時どきやりながら、
さらに、こういったブログなどを通じて
アウトプットの量を増やしていきたいです。
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3BFPUB+383JQQ+4J2A+5ZMCH)