2020年10月から変わること、始まること

酒税改正

詳しくは以下の前回の記事を参考にして

頂きたいのですが、

10月からお酒の税率が変わる

ようは、

段階的に調整に入るので、2023年、2026年にも

改正となる予定で、

2026年には、ビールと発泡酒の税率が同じに統一され、

日本酒とワインの税率が同じになっていくということです。

たばこ税増税

一般的に、紙巻きたばこひと箱あたり

約20～50円程度の値上げとなるようです。

今回税額としては、たばこ一本当たり1円の増税となりますが、

2021年10月にもさらに一本あたり1円の増税になります。

ここまで見込んでの約50円値上げということでしょうか。

自分は元喫煙者で、今はもう吸わないのですが、

しばらく見ない内にこんなに高いものになっていたのですね。

紙巻きたばこひと箱で500円を上回る銘柄が

たくさんありますので、もはやぜいたく品の一つに

なってきていますね。

酒税収入も、たばこ税収もどんどん減少傾向にあるのに、

それでもどんどん増税していくということは、

トータル税収を最適にするという目的ではないのでしょう。

増税がきつくて、もうたばこもお酒もやめます、と言う人が

たくさん出て、それで税収が下がっても、

その分医療費が下がるとか、国民が健康になるとか、

色々な考えがあるのかもしれません。

電子帳簿保存法改正

ちょっとかた苦しい話かもしれませんが、

これも10月から変わることです。

要するに、クレジットカードや、SUICAなどの交通系ICカード、

スマホのQRコード決済のそれぞれの利用明細のデジタルデータが

領収書の代わりになるというものです。

明細がデジタルデータであっても、それをプリントして、

領収書にのり付けして、手書きして提出していたような

手間ひまが一気に省略できるようになるということです。

デジタルデータがそのまま会社の

経費精算システムに取り込まれるので、

計算ミスも起きませんし、リモートワークでも

どこからでも経費精算が容易にできます。

ハンコを押すためだけに出社することも

不要になるということですね。

このあたりは、大企業でどんどん導入が

進んで、そのあと中小企業にも入ってくるのでしょう。

こういった生産性が向上すると、例えば

今まで5人でやっていた仕事が4人で済むように

なったりして、じわじわと人の仕事を奪って

いくのでしょう。

少なくとも計算や入力という仕事は、どうやっても

コンピュータには勝てませんので、

より会社の業績に直接的に影響するような

クリエイティブな仕事をして、成果を出す

ということが求められてくるのでしょう。

タクシーによる飲食品の宅配解禁

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63715860R10C20A9MM8000/

日本経済新聞　タクシー飲食配送 解禁

タクシーによる飲食品の配送が

10月から全面的に解禁されることになりました。

すでに新型コロナウイルスの感染拡大に伴う

9月末までの特例措置として認められていましたが、

外出自粛や在宅勤務で利用者の評価も高く、

移動自粛で大きなダメージを受けたタクシー業界でも

希望する事業者が多いこともあり、

恒久的な措置に切り換えることになりました。

タクシーも空いている時間を有効活用できますし、

ウーバーイーツも自転車やバイクだと雨の日は大変

そうなので、利用者としては選択肢が増えて

利便性が高まりそうですね。

おまけ

今年の10月は「体育の日」がありません。

東京オリンピックの開会式に合わせて、

「体育の日」が、「スポーツの日」に名称を変えて

当初は今年限定で7月24日に「スポーツの日」として、

来年以降は、10月の第2月曜日を「スポーツの日」とする

予定でしたが、東京オリンピックの一年延期を受け、

今のところは、開会式が予定される

来年の7月23日を「スポーツの日」としているようです。

なんか、10月は損したような気がしてきます。

祝日なんて、移動したりせずに、

増やせばいいじゃん、と思ってしまいます。

子供たちの運動会もあるし、あそこが

休みでないのはとても違和感ありますよね。

まとめ

2020年10月から変わること、始まることを

まとめました。

酒税改正では第三のビールが値上げされます。

たばこも増税で、ひと箱20～50円値上げします。

電子帳簿保存法改正で、デジタルデータが

領収書作成しなくても認められるようになります。

タクシーによる飲食宅配が解禁になります。

そして今年の10月には体育の日がありません。

皆さんの良い10月を迎えて下さい。