![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2021/05/money_kokusai.png)
ソニー、任天堂、サイバーエージェントの業績好調
任天堂、ソニー、サイバーエージェントが好決算! 最高益を生み出した「三者三様」の理由
巣ごもり消費で大活躍したのが、ゲームでした。
まず、「あつ森」ブームで話題となった任天堂ですが、
3月の決算では売上高は約1兆7589億円(前年度比34.4%増)、
営業利益は約6406億円(同81.8%増)とのことで、
大きく業績を伸ばしました。
また、ソニーの決算も、ゲーム事業がけん引し、
連結純利益が前期比2倍の1兆1717億円と、
日本企業では、トヨタ、三菱UFJFG、ソフトバンクG、
ホンダしか成し遂げていなかった1兆円の大台超え
に、ソニーが5社目となる大偉業を達成ました。
そして人気のスマホゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
を手掛けるのは「Cygames(サイゲームス)」。
同社の第2四半期決算(1〜3月、3ヵ月分)は、
売上高が約1634億円、営業利益が約258億円でした。
親会社はサイバーエージェントとなります。
巣ごもり消費で、普段よりも時間をかけて丁寧に
やりこんでいくゲームが好まれているようですね。
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3HC8BG+DE94S2+4P38+BZGEP)
同じエンタメ産業でも
![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2021/05/theme-park-2317107_640.jpg)
家の中で遊ぶゲームに顧客を奪われる
かのように、外で遊ぶの代表格である
「ディズニーランド」「ディズニーシー」を
擁するオリエンタルランドは、上場以来初となる
541億円の赤字ということです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC27D350X20C21A4000000/
日本経済新聞 オリエンタルランド、上場来初の最終赤字541億円 前期
コロナ以前では、週末だろうが平日だろうが
いつ行っても大混雑、大行列で、三密だらけ
だったディズニーリゾートですが、休業要請を
受けての休業と、その後も来場者数を5000人以下
にするなど大幅に制限して、感染対策をしています。
「夢の国」のイメージを守るためにも、ディズニー
でクラスターなど感染爆発だけは起こせない、
と今は必死に耐えている状況でしょうか。
自分もそうですが、コロナが収束したら
真っ先に行きたいと、その日を心待ちに
しているファンがたくさんいると思います。
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3HC8BG+DE94S2+4P38+C3QQ9)
スポーツイヤーのはずが
![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2021/05/0-21.jpg)
そして、本来ならばオリンピックイヤー
ともなれば、大盛り上がり間違いなしだった
はずのフィットネスクラブが、コロナ不況で
苦戦を強いられています。
PR TIMES フィットネスクラブ、コロナ禍で苦境 2020年度の市場規模は3割超の急減、倒産・廃業も過去10年で最高に
業界の市場規模が3割以上も急減してしまい、
スポーツジム、フィットネスクラブの倒産や
廃業が、ここ10年間でも最多となっており、
大手でさえも、閉店や店舗統廃合などの
経費削減を余儀なくされています。
本来、運動の習慣というのは、コロナ禍においても
免疫力アップやストレス発散にも役立ち、相性が
悪くはないと思っていましたが、コロナが呼吸器系
の疾患であることもあり、フィットネスジムなどで
クラスター発生の報道などもありました。
2019年のラグビーW杯の成功からの、2020年の
東京五輪・パラリンピックの流れに乗ろうとして、
多くのスポーツクラブ関連の企業は、様々な仕込みを
準備して、投資して、そこにピークを持っていこうと
考えていたのだろうと思うと、やり切れない
思いもしますが、いまだに回復の目途が立っていない
厳しい状況が続いています。
そして、飲食業界や、観光業界も苦境に立たされて
いるのは、周知の事実となっています。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3HC8BG+DE94S2+4P38+BYT9D)
そして日本は大変なことになっています
![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2021/05/icon-5646465_640.jpg)
それらの影響もあってか、国内のGDPは3期ぶりのマイナス
となっており、国の借金も2020年度末で過去最大の
1216兆4634億円にまで膨れ上がりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8177149468eb86ff2302b30844fc0a759e52c58f
ヤフージャパンニュース 国の借金、最大の101兆円増 コロナ対策で1216兆円 20年度末
もちろん人の命にかかわる緊急事態ですので、
それは国としては有事の対応として、お金が
かかるのは仕方がないとも思えます。
少子高齢化が加速している
日本ですが、その出生数の減少度合いも、
人口全体の減少度合いも、当初の予測よりも
コロナによって拍車がかかり、大幅に
前倒しになっていることは、以前の当ブログで
も取り上げましたが、国の借金の金額もまた
コロナ禍で増加に拍車がかかっているということは、
借金を返済する将来世代の人が全然いないのに、
まだ借金の増加ペースを上げ続けているということで
国民一人当たり983万円の借金となると、4人家族の
わが家では、3,932万円となり、しかも増え続けている
となったら、もはや、返せるはず無いのでは?
となってしまいますよね。
日本政府は従来から2025年には、国の財政収支である、
「プライマリーバランス」を黒字化しようとしていましたが、
それも困難という見方があります。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71926580U1A510C2EA3000/
日本経済新聞 財政健全化 基礎収支25年度黒字化、危うい「堅持」
しかし、単年度で黒字化という次元ではなく、
この世界でぶっちぎりでトップの多さの借金を
人口が減り続けていく日本で、どうやって返せるのか?
もはや返せるはずもなく、日本は詰んでしまっている
と考える人もいます。
このことが、アフターコロナには最も重要な
問題になってくるのではないかと思います。
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3HC8BG+DE94S2+4P38+BZVU9)
まとめ
コロナ禍の巣ごもり消費で
過去最高益をたたき出すソニーや、
同じエンタメでもディズニーリゾートの
オリエンタルランドは上場以来初となる
赤字となり、明暗を分けています。
そして、本来ならオリンピックイヤーに
向けて盛り上がりを期待していたスポーツクラブ
、フィットネスクラブの市場は、逆にコロナ禍で
3割以上減少し、倒産、廃業件数もここ10年で
最多となってしまいました。
そして国内GDPはマイナスに、国の借金は
過去最高を更新し、コロナ禍が、ただでさえ
進行を止められずにいる人口減と借金増加の
両方を加速させていることが分かりました。
これは日本にとって非常に深刻な問題であり、
コロナ収束後も、問題は山積みです。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3HC8BG+DE94S2+4P38+BZ8OX)