気象と健康

世界的な大寒波は地球温暖化のせい?

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日本各地で大雪が降っています。

日本海側は広く大雪となり、太平洋側にも

局地的に雪が強まりました。

日本列島は西高東低の冬型の気圧配置となり、

数年に一度のレベルの冷たい寒気が流れ込んでおり、

このまま年末年始も多くの地域で大雪や荒天が予想されています。

https://www.asahi.com/articles/ASPDW53M2PDWUTIL030.html

朝日新聞デジタル 大雪もたらした「JPCZ」 記録的な降雪、数年に1度の寒気も影響

日本の今回の寒波は「JPCZ」という、

「日本海寒帯気団収束帯」現象の影響と言われます。

「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」とは?

日本海寒帯気団収束帯 とは、冬型の気圧配置

により、北西の大陸から冷たい風が日本列島に向かって

吹いてきますが、その風が朝鮮半島北部の山岳などにぶつかって

二分されて、その後日本海上空でまた合流し、ぶつかります。

冷たい北風が日本海上空でぶつかり合い、さらに

日本海の水蒸気を吸収して、雪雲として発達し、

それが主に日本列島の日本海側に雪を降らせるという仕組みです。

影響の強いものは太平洋側まで伸びて

関東、東海、四国まで雪を降らせることもあるようです。

発達した雪雲は筋状に広がり、およそ

1,000kmほどの長さに達することもあるようです。

この雪雲はゆっくりと移動しますが、

とどまってしまうと、かなりの「ドカ雪」に

なってしまうようで、危険なものでもあります。

寒いのは日本だけではなかった

日本は寒波による大雪で大変ですが、

寒いのは日本だけではありませんでした。

なんと、カナダ北部ノースウェスト準州の

ラビット・ケトルでは、12月26日にマイナス51.1℃を記録し、

また、中国の内モンゴル自治区では、マイナス46.9℃を記録しました。

ちなみに、日本では、過去をさかのぼっても

そこまで低い気温の記録は無く、

日本の観測史上で最も低い最低気温を記録したのは、

100年以上前の1902年の北海道 ・旭川で、

記録は「マイナス41℃」ということです。

カナダの場合はその旭川の記録よりさらにマイナス10℃低い

ということなので、ここまでくると、命の危険な状況です。

カナダでは「極寒警報」を発令したようです。

肌を露出した場合、数分で凍傷になってしまう

可能性があるということです。

世界的な大寒波の原因は?

記憶に新しい人も多いと思いますが、

今年の2月頃にも米国テキサス州などを中心とした

大寒波がニュースになっていました。

このように、世界では結構頻繁に大寒波が起こっているので、

自分も、地球温暖化と大騒ぎしているけれど、

ちゃんと冬は寒くなっているし、

暖冬どころか、大寒波が世界中で猛威を

ふるっているけれど、これはなぜなのか?

と疑問に思いました。

これらの大寒波は北極からの寒気の影響が大きいということ

ですが、調べてみると、実は大寒波は

地球温暖化の影響で引き起こされている可能性

が高いということが分かりました。

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地球温暖化なのに大寒波?

寒波と地球温暖化というのはいかにも

矛盾して見え、寒波なら地球寒冷化だろうと

なりますが、以下の記事ではその原因を

分析されています。

上記で取り上げられている原因として、

一つは、北極近辺の温暖化によって、

偏西風(ジェット気流)の蛇行がかつてよりも頻繁に起きて、

その偏西風の蛇行が北極以南に位置する地域に大寒波を

もたらしているという説です。

もう一つは、北極域にあるバレンツ海の海氷が

温暖化により溶けてしまい、それが気温を下げているという説です。

北極海の氷は、年々過去最少記録を更新中で、

地球温暖化により、どんどん北極の氷が溶け、

溶けた氷が北極付近の気圧を高くして、

北極の寒気が広範囲に流れ込みやすくなるということです。

シベリアの永久凍土が溶けだしているという

ニュースもありましたが、今まで長い間溶けること

の無かった氷が溶けだし、それが原因で大寒波を

引き起こしているという、ちょっと恐ろしい気もする現象のようです。

地球温暖化は寒波も熱波も引き起こす?

先ほど、カナダのラビット・ケトルで

マイナス51.1℃のニュースを取り上げましたが、

今年の夏にも、カナダのブリティッシュコロンビア州

での熱波で、49.5℃という異常な暑さを取り上げたばかりでした。

同じカナダでも広いですが、熱波で49.5℃、

その後、半年もしない内に寒波でー51.1℃となると、

その温度差は100℃を超えることになります。

半年もない間にそんな温度差を体験したら

おかしくなってしまいそうですし、実際に

命の危険がある状況ですので、恐ろしいことです。

記録的豪雨や台風などによる災害が甚大化

してきていることは日本にいるとかなり実感

されている方も多いと思います。

そして今回のような寒波や、熱波についても

地球温暖化の影響だとすると、これはもう

地球温暖化を何とかしなければ大変です。

かつての米国トランプ元大統領のように、

地球温暖化と自然災害の因果関係は認められない

という考え方もあるのでしょうが、これを放っておいて

経済最優先でよしとしてしまうと、取り返しが

つかない状態になってしまったら、後戻りして

やり直すことができません。

最悪の事態を想定して、それに備えなければなりません。

しかも地球温暖化は百人や千人が高い意識を持つだけ

では変えることのできない地球規模の大きな動きです。

米国、中国を中心とした経済大国が中心となって

地球環境を守ろうとしないと、今回のような大寒波や

熱波が地球のあちこちでしょっちゅう起こるような

世界は、見たくありません。

まとめ

日本の寒波から、日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)を

取り上げました。 また、世界的な寒波も同時に

起きており、それらが北極海の氷が溶けている

ことから引き起こされた、地球温暖化に起因する現象

である可能性を学びました。

自然災害の甚大化はとどまることを知らず、

激しくなるばかりです。もう手遅れと言わず、

世界的な環境問題への関心の高まりに乗じて

やれることをやっていきたいものです。

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