ランニング、トレーニング

箱根駅伝でマーケティング

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お正月の風物詩、箱根駅伝

2022年の第98回箱根駅伝が開催され、

今年は名門青山学院大学が優勝となりました。

お正月はやはり、自宅や実家のテレビで

箱根駅伝を観ないと、新年を迎えた気がしない

感じがするほど、存在感がありますね。

名門大学のタスキにかけた気持ち、チームワークなど

注目すべき見どころが満載の箱根駅伝ですが、

自分が近年、毎回注目しているのが、

選手たちの履いているシューズです。

ユニフォームのデザインは、各校の

スクールカラーを主体とした特徴的な

デザインとなっていますが、そのユニフォームの

個性的なデザインが引き立つからこそ、

かえって、みんなが同じ色のシューズを履いていると、とても目立ちます。

今年を代表する、箱根駅伝のシューズは「オレンジ」でした。


[ナイキ] エア ズーム アルファフライ ネクスト% FK エキデン Air Zoom Alphafly NEXT% FK Ekiden アマリロ/マグマオレンジ/ブラック DO2407-728 正規品 30.0cm

今年のオレンジシューズとは?

その名も、

ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト% フライニット EKIDEN

という絶対に覚えられない長い商品名です。

https://www.nike.com/jp/running/ekiden

NIKE 「EKIDEN」

商品名に「EKIDEN」と入っている通り、

思いきり箱根駅伝をイメージしたものと思われ、

12月1日より日本先行での発売というタイミングも、

お正月の箱根駅伝に間に合わせたものだと思います。

きっと、箱根駅伝を観て、私のようにオレンジの

シューズを検索した人は多かったのではないでしょうか。

ちなみに前回の2021年の箱根駅伝においても、

ナイキのイエローのズームアルファフライネクスト%

が目立っており、足元は蛍光のイエローばかりが目立っていました。

しかし、スポンサーの関係なのか、これだけ選手が

皆同じシューズを履いているのに、

テレビ中継のアナウンサーが全くそのことに

話題を触れられないのも、逆に面白く観戦しています。


[ナイキ] NIKE エア ズーム アルファフライ ネクスト% Air Zoom Alphafly Next% ボルト/レーサーブルー/マルチカラー/ブラック DC5238-702 ナイキジャパン正規品 29.0cm

ナイキの厚底シューズってそんなにすごいの?

こういったいわゆるナイキ厚底シューズの席巻は、

2018年以降にあらわれ始めたことで、

ここ5年くらいのことです。

2017年以前までは、ミズノやアシックスの

ような日本国内のメーカーのシューズが強く、

各社はシューズの軽量化、フィット感、地面をとらえる

グリップ力などを重要視していたのだと思います。

あるいは、トップアスリートは自分仕様に

カスタムメイドしたシューズを履いていた

という印象もあり、選手各自がそれぞれの好みで、

別々のものを選んで履いている感じでした。

それが、ナイキの厚底シューズの登場によって

いっせいに、市販の同じデザインのシューズに

人気が集中していく事態となりました。

2021年の前回の箱根駅伝では、全210人の選手中

なんと95.7%の201人がナイキのシューズを履いており、

かつて日本人ランナーに支持されていたアシックスの

シューズを履いた選手は一人もいなくなってしまいました。

ナイキの厚底シューズは、軽量化を犠牲にしても、

ソールの厚みとシューズ下部に埋めこまれた

カーボンプレートによって、高い反発力とクッション性

をもたらし、それが脚力をアシストしてくれます。

そしてこれを履いた多くのランナーが長距離走で記録を更新し、

その絶大な効果を発揮し、話題となりました。

ナイキが2017年に、ケニアのエリウド・キプチョゲ選手と

実施したプロジェクトで開発されたものが最初のきっかけといいます。

しかし、そんなナイキの独走状態を止めるべく、

最近ではアシックスやアディダスなど、

多くのシューズメーカーも厚底シューズをどんどん発売し、頑張っています。


[ナイキ] エア ズーム アルファフライ ネクスト% レディース ランニング シューズ Air Zoom Alphafly Next% CZ1514-700, 28.5 cm [並行輸入品]

箱根駅伝の影響力×ランニングブーム

とにかくこの箱根駅伝の視聴率は

とても高く、毎年視聴率30%前後を推移しています。

そして、注目すべきは、ランニングをする人が

コロナ禍の2020年に、過去最高を更新したことです。

https://www.ssf.or.jp/thinktank/sports_life/data/jogging_running.html

笹川財団 ジョギング・ランニング人口

上記サイトでは2020年に年1回以上、

ジョギング・ランニングを実施した人は1055万人と

過去最高を更新し、ランニング実施率(年1回以上)は10.2%、

性別では、男性14.9%、女性5.6%となっています。

ここまでランナーが増えてくると、箱根駅伝での

一流ランナーが履くシューズというのは、大きな影響力を持ちます。

自分もあの箱根駅伝で活躍した選手と同じシューズを

履いたら、少しでも一流選手に近づけるのではないかと

幻想を抱かせてくれます。

しかしもはや、カーボンプレートの入った

厚底シューズは、結構な値段がします。

3万円以上するのが普通ですので、

箱根駅伝のような、理屈を超えた

ドラマチックなストーリー性や、

ファンを引き付けるカリスマ性は、

マーケティング的に考えてみると

とてつもなく大きな効果を発揮していると思います。


[ナイキ] エア ズーム アルファフライ ネクスト% W Air Zoom AlphaFly Next% ボルト/オレンジ/ターコイズ/ブラック CZ1514-700 日本国内正規品 29.0cm

シューズだけではない

箱根駅伝の影響力に便乗しようとする動きは

シューズだけではありません。

箱根駅伝を観ていると、選手のウエア―について、

上はランニングシャツが主流ですが、

下は、短いランニングパンツに代わって

膝上までのショートタイツを着用している

選手が少しずつ増えていることに気付いた

人もいるかもしれません。

東京オリンピックでの大迫傑選手も

ショートタイツを着用していましたし、

箱根駅伝でも、着用する選手が増えてきた

ように感じました。パンツはユニフォームなので、

シューズ選びのように、個人の自由とはいきにくいですが、

そんなトレンドの推移も箱根駅伝の選手から

感じ取ることができます。

なんでも、ショートタイツをはくと、

骨盤が固定されて、走りのフォームが安定するとかで、

今はまだ兆しだけですが、ショートタイツの選手が

軒並み好タイムを出すということが注目されれば

すぐに人気に火がつくことでしょう。


[ナイキ] エア ズーム アルファフライ ネクスト% Air Zoom Alphafly Next% ハイパーターコイズ/ブラック/アクア/ホワイト CI9925-300 30.0cm

まとめ

お正月の風物詩となっている箱根駅伝について

毎年、出場選手のシューズに注目してみました。

今年は多くの選手が「オレンジ」のシューズ、

ナイキの新商品、

エア ズーム アルファフライ ネクスト% フライニット EKIDEN

を履いていました。

もはや箱根駅伝は、ランニングシューズの

メーカーにとって大きな宣伝の機会となっており、

それが、シューズだけにとどまらない状況と

なっていると思います。

団体競技ではありますが、一人一人の走り方に

よって、最適なグッズは変わってきますし、

それが、ウエアやネックレスにまでいくと、

好みが細かく分かれると思います。

そんな中で、ランニングシューズにおいては、

ナイキの厚底シューズが、多くの一流ランナーの

ハートを射止め、視聴率30%前後の箱根駅伝で

同じシューズがたくさんのランナーに履かれている

状況は、ものすごいアドバンテージだと思います。

もはやシューズを含めてあらゆるランニングツールが

箱根駅伝での実績により、売れ行きが左右される

ということで、ランナーにとってだけでなく、

ランニング用品のメーカーにとっても箱根駅伝は

とても重要なイベントとなってきているということでしょう。

今後も箱根駅伝から目が離せません。


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