![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2020/05/question-mark-2648236_640-1.jpg)
スタートアップの失敗する上位20の理由
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3B7KO2+BW2OQA+50+2HCB1D)
「CB Insights」というサイトの記事を
Twitterで紹介されているのを目にしました。
「スタートアップが失敗する上位20の理由」という
101社のスタートアップ企業の失敗要因を分析したものです。
![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2020/05/00-chart-3-768x1920-1-410x1024.png)
スタートアップが失敗する上位20の理由
- 1位 市場のニーズが無い(42%)
- 2位 資金が足りなくなった(29%)
- 3位 正しいチームではない(23%)
- 4位 競合に負けた(19%)
- 5位 価格/コストの問題(18%)
- 6位 ユーザーに不親切な製品(17%)
- 7位 ビジネスモデルのない製品(17%)
- 8位 貧弱なマーケティング(14%)
- 9位 顧客を無視する(14%)
- 10位 製品のタイミングがずれている(13%)
- 11位 フォーカスを失う(13%)
- 12位 チーム/投資家間の不利益(13%)
- 13位 中心軸がうまくいかなくなった(10%)
- 14位 情熱がない(9%)
- 15位 地理的な拡張の失敗(9%)
- 16位 資金調達できない、投資家の関心がない(8%)
- 17位 法的課題(8%)
- 18位 ネットワークを使用しない(8%)
- 19位 燃え尽きる(8%)
- 20位 中心軸の失敗(7%)
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![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2020/05/e0e95ef375fd21d97f4467e4101587b6_s-3.jpg)
ビジネスは難しい
素人の直訳なので、
正確に表現できていないかもしれません。
このランキングで自分は何に驚いたかというと、
一位の市場のニーズが無いという失敗理由が
40%以上も占めているというところです。
起業するというのは、
大きな野望をもったリスクテイカーが、
考えに考え抜いて、失敗する可能性を最小限にして、
全てのリソースをそこに集中させて
新事業で世の中に貢献しようとチャレンジするものと思いますが、
そんな本気のツワモノたちでも、
そもそもその事業にはニーズが無い、という
いわば、最も基本的なところに、失敗要因が潜んでいたという、
ビジネスの難しさ、厳しさをあらためて感じました。
【この部分にお好きな文章を入力してください。】![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3B7KO2+BW2OQA+50+2HFY7M)
![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2020/05/kaisya_tousan-1.png)
お客様のニーズを本当に分かっているか?
このことは、これから起業をめざす人たちにも大きな学びになると思いますが、
私のようなサラリーマンでさえも、とても学ぶべきことがあります。
どういうことかといいますと、
お客様のニーズは、分かっているようで、
実は全然分かっていないものだということです。
一生懸命情報収集して、考え抜いて、
今までの世の中には無かった商品、サービスを作り上げたら、
その希少性、独自性から、もう自社の存在価値が十分にあると
慢心してしまうのかもしれません。
しかし、それを必要とする人が誰もいなければ、その事業は成り立ちません。
いくら、消費者目線をといっても、どうしても提供者側、
作り手側にかたよったものの考え方になってしまいがちです。
お名前.com![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3B7KO2+BW2OQA+50+2HHVNM)
さらに、事業を構想していた当初は、お客様のニーズに合致していたのに、
作り込んでいく内に、様々な壁にぶち当たり、
妥協せざるを得ない場面に出くわします。
その時に、当初の商品、サービスとは異なるものへと
付加価値を下げてしまう方向に妥協してしまうことがあります。
あるいは、せっかくニーズがあるものをつくることができたとしても、
それを必要とするお客様の目に触れなければ
売上をつくることができません。
また、そもそもあったはずのニーズが、
移り変わる時代の変化とともに、消滅してしまうこともあります。
![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3B7KO2+BW2OQA+50+2HPDPT)
市場のニーズはビジネスの原理原則
スタートアップが失敗する理由の
第2位の「資金が足りなくなった」、とか
第3位の 「正しいチームではない」という理由は、
逆に言えば、資金は多いほど良いでしょうし、
チームメンバーが優秀なほど良いでしょうし、
このあたりは確かに失敗原因の一つかもしれませんが、
他の要因が良ければ、カバーしたり克服できることであり、
本質的な問題ではないような気がします。
むしろ、第1位の「市場にニーズが無かった」
という理由は、本質的な問題であり、
それが無ければ、どんな才能ある人材がいても
どんなに資金に余裕があっても、
結果を出すのは難しいでしょう。
![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2020/05/problem-98377_640-2.jpg)
逆に言えば、「市場にニーズがある」
商品・サービスを提供し続けることこそが
スタートアップだけでなく、全ての企業が目指すべき
ビジネスの原理原則なのでしょう。
したがって、この話をサラリーマンの既存事業の話で考えても、
大きな学びになると思います。
自社の提供する商品・サービスに、
「市場のニーズ」が確実にあるかどうか、
定期的に点検しておくことが重要です。
「市場にニーズが無い」商品、サービスに
ずるずるとリソースを投入し続けてはいないでしょうか?
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![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3B7KO2+BW2OQA+50+2HDT1U)
市場のニーズを定期的に確認すべき
スタートアップは事業の失敗イコール廃業なので、
自らが立ち上げる事業に、ニーズがあるかどうかには、
とことん向き合っているはずだと思います。
その、スタートアップの最も多い失敗が
「市場にニーズが無かった」というのですから、
これは誰でも陥りやすい、
避けることが難しい落とし穴なのでしょう。
だからこそ逆に、
市場のニーズにハマっているかどうかを、
定期的に診断、分析しながら、
そのニーズ自体も流行とともに変化していないか
注意深く情報収集し、
そして自分たちの都合や思い込みで、
自らニーズから離れてしまっていないかを
厳しくチェックしていかねばなりません。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3B7KO2+BW2OQA+50+2HLY9D)
まとめ
スタートアップの失敗理由の第1位は、
「市場のニーズが無い」というビジネスの基本ともいえることでした。
全てをかけてチャレンジするはずのスタートアップでさえも、
攻略することが難しい、市場のニーズは
全てのビジネスマンにとって、本質的な原理原則になります。
自社の提供する商品・サービスに、
市場のニーズがあるのかどうかを
定期的に分析し、市場のニーズにマッチさせていくことが重要になります。
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=3B7KO2+BW2OQA+50+2HK0TD)