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2020年が終わろうとしています。
個人的な趣味趣向が多分に含まれていますが、
今年亡くなられた有名人の中から、
個人的に特に思い入れのある3名の方を
感謝の気持ちをもって、送り出したいと思います。
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3BMCOR+461982+40JM+ZRIB5)
志村けん
![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2020/12/otonosama.png)
1人目は志村けんさんです。
アラフィフ世代としては、昭和の小学生として、
この人から受けた恩恵は計り知れないものがあります。
もともと志村けんのいたドリフターズは
音楽バンドで、なんとあのビートルズの来日公演
の前座をつとめる程にバンドとしての音楽の
レベルも高かったのですが、
自分が知る志村けんありきのドリフターズは、
音楽をやっているところはほとんど見たことが
ありません。子供の頃の自分にとって、
あそこまで分かりやすく、時にお下品なネタも
あり、小学生のツボにばっちりハマったお笑いは
無かったと思います。
それも今となっては、あのドリフターズメンバー
のコンビネーションのたまものだと思います。
まず、高木ブーと仲本工事の二人が、さらっと
クスっとくるややウケの笑いをとって、徐々に
場を温めてくれます。この二人がしつこく時間をかけて
思いきり笑わせにいかず、序盤はさらっと、
ややウケでスタートするのが、後に続く
カトちゃんと志村で大爆笑が生まれる秘訣の
ように思えます。高木ブーと仲本工事の
二人で、もう観る側のこちらは、思い切り笑う
準備が整ってきます。そこから、カトちゃん、
志村けんと続く黄金パターンは、分かっていても
笑わせられます。そして唯一まともな人を
演じる、いかりや長介が、笑ってはいけない
ような空気をつくり、より笑いを引き立てて
くれたように感じます。
ドリフターズとの「8時だよ全員集合」が終わった後も
だいじょうぶだ~、変なおじさん、など笑いを
ストイックに追及していく姿は、まさにコントが
天職だったのだと思います。
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3BMCOR+461982+40JM+ZTV6P)
ディエゴ・マラドーナ
![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2020/12/diego-maradona-3232967_640.png)
野球少年だった自分が、小学6年生から
サッカー部に入り、中学、高校とサッカーを
続けていったきっかけは、マンガ「キャプテン翼」
でしたが、その翼君にも負けず劣らずの
現実離れのプレーと、存在感を見せてくれた
のがマラドーナでした。
自分の中学生時代がドンピシャだったのですが、
たった一人の個人が、チームの勝敗を左右する程に
その試合に影響できるという存在感は最高でした。
そのほとんどのボールタッチが左足で、
相手チームがどんなに人数をかけてマークを
してきても、ボールをキープして、ドリブルにこだわり、
とことんゴールにこだわる様は、いまだに
日本人プレーヤーには見ることができない
要素かも知れません。
そして、背が低く、ずんぐりむっくりした体格ながら、
足腰が強く、重心が低く、マラドーナの走った
地面は、足跡がえぐれていて、一目でわかるという噂も
あったほどですが、とにかく伝説の人でした。
指導者としても喜怒哀楽が激しく、情熱的でしたが、
もっと見たかったと思います。
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=3BMCOR+461982+40JM+ZR2VL)
エドワード・ヴァン・ヘイレン
![](https://yu16san.com/wp-content/uploads/2020/12/flag-2640022_640.jpg)
米国のハードロックの人気バンド、
ヴァン・ヘイレンのギタリスト、
エディ・ヴァン・ヘイレンは、自分の中高生時代
にバンドブームがあり、エレキギターにハマり、
ビートルズや、ブルーハーツ、BOØWYなどを経て、
ハードロックのギタリストといえば、
その究極として当然のようにエディが出てきました。
ヴォーカルを差し置いて、ギターが主役じゃないか
という曲が多く、ギターリストの概念を
思いきり書き換えた人だと思います。
エレキギターの仕組を隅々まで理解することで、
ライトハンド奏法や、ヴァイオリン奏法、
ハミングバードピッキングなど、ヒーローの
繰り出す、必殺技にも見えて、青春時代に
大いに刺激を受けました。
当時のギターのデザインが、赤地に
黒と白のマスキングテープのようなものが
ランダムに施された、フランケン・シュタイン
と呼ぶあのデザインもすごくカッコ良くて、
オリジナリティに溢れていていまだに好きです。
いつもニコニコして、ステージ上を
所狭しと飛び跳ねて、煙草も似合う
あのエディの存在感がとても好きでした。
サミー・ヘイガーがヴォーカルの時にハマったので
エディのシンセサイザーの演奏も好きでした。
晩年はやっと息子さんをバンドに招聘しての
活動となりましたが、闘病の話も聞こえてきましたが、
まだ若かったのにもったいなく、
もっともっと見たかったと残念です。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3BMCOR+461982+40JM+ZT0BL)
まとめ
自分以外の世代の方にはピンとこないかもしれませんが、
2020年の墓碑銘として、
年末に自分勝手にアラフィフのオジサン的な
哀悼の意を表現させて頂きました。
自分の小学生時代のヒーロー「志村けん」さん。
中学生時代のヒーロー「マラドーナ」
高校生時代のヒーロー「エディ・ヴァン・ヘイレン」
自分の多感な青春時代に、この3人の影響を
受けることが出来て本当に幸せでした。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。