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ユニクロ時価総額でアパレル世界トップに

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時価総額でついにユニクロが世界トップ!

昨年にも当ブログで、ファストファッション業界で、

ユニクロを擁するファーストリテイリングが、

世界トップのZARAを擁するスペインのインディテックス社

から時価総額トップの座を奪えそうな位置に

上がってきていることをまとめていました。


アパレル業界自体が新型コロナ禍で総じて

不調であるのに対して、スペインのインディテックス社

も店舗閉鎖に追い込まれ、ECを強化するなど、

業務の効率化を進めたのに対して、

ユニクロはエアリズムマスクの話題提供や、

在宅勤務や巣ごもり生活用のウエアがヒットして、

売上減少を持ちこたえたことが明暗を分けたようです。

上記のファストファッション世界トップ企業の

業績を比較しますと、売上高ではまだ、

インディテックス社がトップで、スウェーデンの

H&M社が2番手というのは変わっていません。

しかし営業利益では、ユニクロがトップとなり、

コロナ禍でもしっかりと利益を出しています。

そしてついに、時価総額でファーストリテイリングは

10兆円を超え、わずかながらもインディテックス社

を上回り、世界トップの座を奪いました。

時価総額とは、株価×発行株式数で

算出される企業価値評価の一つです。

ユニクロがコロナ禍で世界トップになった理由

ユニクロを擁するファーストリテイリングが、

時価総額で業界トップになった理由を

紐解いていきたいと思います。

1)株高

そこには、日本の株式市場が盛況であり、

日経平均が3万円を超えてきているという

状況も影響していると思われます。

特にユニクロの株が品薄株となっており、

少しの買いで株価が上昇しやすくなっている

ようなので、タイミング的にその影響も

あるのだろうと思います。

ただし、企業のほとんどは、実体経済の中では

株価の上昇と釣り合うほどの好業績を上げいるとは

思えず、従って今の株価はバブルではないかとか、

いや、バブルではなく、企業への期待値が先行して

株価に現れたのであって、これから業績が上向いて

いくはず、という様々な見方があるようです。

2)出店エリアのコロナ被害状況の違い

主な店舗の展開がある国、マーケットのエリア

について、比較的新型コロナの被害が少ない

アジア圏に集中するファーストリテイリングと、

被害状況が比較的甚大な欧米が中心となる

インディテックスやH&Mでは、新型コロナの

被害状況や、ロックダウンなどの人々の行動

範囲が異なっており、そういった商圏地域の違い

も影響しただろうと思います。

3)方向性の違い。

安くてお求めやすいカジュアル衣料として、

同じファストファッションの業界といえども、

会社によってそのファッション性向や方向性が

異なります。例えばユニクロの場合は、メインに

来るのはファッション性ではなく機能性です。

ヒートテックなど、表からは見えないけれど、

インナーとして着ておくと、とても暖かい、とか、

楽ちんで過ごしやすいといった、機能性が、

コロナ禍にとてもマッチして、

外出を自粛し、一日中家の中で仕事や家事をして

過ごす巣ごもり生活に活用されたのだと思います。

逆に、ZARAやH&Mのような、

スタイリッシュでよそ行きウエア的な部分では、

コロナ禍では購入を後回しにされてしまう可能性が高く、

購買意欲の種類が異なるという点が影響したと思います。

おしゃれに洗練されているがゆえに、コロナ禍では

苦戦してしまうというのは、つらいところですが、

明暗を分けた部分ではないでしょうか。

また、ファーストリテイリングは、昨年のマスク品薄の

最中に、「エアリズムマスク」を発売して大きな

話題となりました。実はこのマスクの話題提供で、

ユニクロアプリのスマホへのインストールが増えて、

結果として、アプリ会員の増加、EC売上の強化が

出来たということで、ここまでファーストリテイリング

が狙って戦略として進めていたとしたら、

本当に、あっぱれ!と言いたいところです。

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ファストファッション界のプラットフォームとして

また、ユニクロでは2020年秋冬に復活販売して

大きな話題を呼んだジル・サンダー(Jil Sander)氏

とのコラボレーション「+J」を、2021年春夏も

継続販売することを発表しています。

この他にもユニクロは、デザイナーや、

ディズニーなどの人気キャラクターなどと

頻繁にコラボしたラインナップを発表しています。

シンプルでクセが無いユニクロのファッションは、

洗練されていないと言っては失礼ですが、

ファッション性では高得点を狙わず、

洗練しない分、コラボする相手の色にうまく

染まってくれて、それぞれに別の良さが出るような、

言ってみれば、「特徴が無いことが特徴」であり、

ファッション界のプラットフォームとして、

世界中のデザイナーやキャラクターによって、

自由にアレンジして下さい、というスタンスが

あるような気がします。

また、ユーザーにおいても、時には

ユニクロをカジュアルに着崩してみたり、

また、ある時はカチッとモード系に合わせてみたり、

自由自在に活用できる合わせやすさ、

使いやすさが、ここまでグローバルに受け入れられて

いる秘訣なのではないかと思います。

まとめ

ユニクロを擁するファーストリテイリングが、

時価総額でZARAを擁するスペインの

インディテックスを上回り、世界トップの座を

奪取しました。

その要因として、日本の株式市場の株高の影響や、

出店エリアであるアジア圏で、新型コロナの

被害が比較的少なめなこと、

商品の方向性がコロナ禍にマッチしたこと

などが考えられました。

ユニクロのようにシンプルでクセが無いことが

多くのデザイナーからコラボされたり、

グローバルに受け入れられる秘訣と考えられ、

今後、世界のユニクロとして、日本が誇る

グローバル企業としての活躍がますます

期待できると思います。

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