気象と健康

今夏も激しい異常気象

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カナダ バンクーバー熱波

https://www.asahi.com/articles/ASP6Z3CCWP6ZUHBI008.html

朝日新聞デジタル 熱波のカナダ49.5度 3日連続気温更新、死者相次ぐ

カナダの西部、ブリティッシュコロンビア州

にある、リットンで3日連続でカナダ国内の

最高気温の記録を更新し続けて、

6月29日にはなんと、49.5℃を記録しました。

リットンは、カナダの主要都市バンクーバー

から北東に約100~150kmほど行った位置に

あり、普段は、日本の東北地方や、北海道の

ような、夏でも涼しくて過ごしやすいエリア

というイメージがあります。

それが、49.5℃というのですから、

いくら何でも暑すぎますね。

49.5度とはどれだけ暑いのか

日本での最高気温は、昨年夏に

静岡県浜松市で記録した41.1℃ですが、

それを8℃以上上回るというのですから

想像を絶するものがあります。

心配なのは、バンクーバーをはじめ、

熱波の影響を受けたエリアで、お年寄りを

中心に急死する人が増えているとのことで、

さらに、山火事まで発生して、壊滅的な

ダメージを受けてしまっているようです。

なんでも、リットンのあるブリティッシュコロンビア州

では、エアコンの普及率が4割程度ということで、

夏は冷房が不要な位、過ごしやすい地域だ

ということが、逆に事態を深刻にしているような

気がします。 さらに最近のニュースでは、

エアコンについては、今、世界的に半導体が

不足しており、夏を前にエアコンの生産が

追いつかないのではないかという報道が

されているので、なんともこのタイミングで

大変な事態となっています。

https://news.mynavi.jp/article/20210629-1911771/

マイナビニュース 世界的な半導体不足が猛暑下のエアコン業界に暗い影

熱波の影響はかなりの広範囲に渡っており、

オレゴン州やワシントン州でも熱波の影響で

亡くなった人がおり、シアトルやポートランド

では、観測史上最高気温が観測されて

いる模様です。

熱波の原因

深夜になっても気温があまり下がらない

ことが指摘されていますが、日本でも

熱帯夜が増えており、人体にも危険な状況

だとされています。

このような極端な熱波が発生するのは、

やはり、温室効果ガスの排出と高い関連が

考えられるそうで、このままではこういった

自然災害がどんどん増えてしまうどころか、

ますます激しさを増すという可能性も、

十分に考えられます。

一方梅雨時期の日本

一方、全国的に梅雨入り中の日本では

豪雨の被害が出ています。

https://www.news24.jp/articles/2021/06/29/07897341.html

日テレNEWS24 沖縄本島「線状降水帯」気象庁が緊急情報

伊豆諸島北部でも線状降水帯が

相次いで発生して、気象庁は東日本で初の

線状降水帯発生情報を流したということです。

線状降水帯とは

ウェザーニュース バックビリディング現象 より

線状降水帯とは、激しい雨を降らせる積乱雲

が次々とできて帯状に連なり、数時間もの

長い時間、同じ場所に豪雨をもたらす現象で、

近年の地球温暖化の影響か、海水温が上昇

したことにより、発生頻度が増えて、

被害も甚大化しているようです。

今回の線状降水帯は、停滞している梅雨前線に

暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、発生したと

みられています。

気象庁は今年の6月から、線状降水帯が発生したことを

発表する方針にしており、今回初めて発生情報が発表

されたということです。

https://news.yahoo.co.jp/byline/moritamasamitsu/20210704-00246319/

Yahoo JAPAN!ニュース 熱海の土石流 梅雨前線と”隠れ”線状降水帯が発生していた

そして、熱海では衝撃的な土石流が

発生して、大きな被害が出てしまいました。

上記の記事では、雨の強さとしては、

台風のような豪雨ではなく、やや強い雨という

感じだったのですが、それがかなりの長時間に

渡って降り続いたことで、箱根エリアの72時間

の合計雨量は800ミリを超えていたということです。

このあたりが、線状降水帯の特徴を表しており、

次から次へと別の雨雲が連なって雨を降らせていく

という恐ろしさを感じます。

そしてもう一つ、恐ろしいと感じたのが、

土石流が発生したのは、大雨がおさまってきた

タイミングで突然起きたということで、

住人としてみれば、やっと大雨がやわらいで

きて、ほっとひと安心しようというタイミング

かも知れず、自然災害の恐ろしさを感じます。

まとめ

今回は、同じ時期に起きた自然災害として、

カナダブリティッシュコロンビア州から北米に

かけての熱波と、伊豆諸島や箱根エリアに

発生した線状降水帯と、その雨の影響による

熱海の土石流発生について、取り上げました。

熱波と大雨で、災害の種類は全く異なりますが、

発生原因は地球温暖化の影響が強いと考えられ、

どちらも、近年では世界的に頻繁に発生するように

なっていると思われ、被害の甚大化にも

拍車がかかっています。

このような自然災害が、今年より来年の方が

増え、来年より再来年の方がさらに増えていく

ような未来は、恐怖でしかありませんし、

SDGsや、サスティナブルといった地球環境を

守るためのキーワードが世界のあらゆるところで

前面に出てくるようになりました。

人類は経済発展など色々なことを諦めてでも、

この流れを食い止めなければ、これ以上の

大災害が起きてからでは遅いのではないかと思います。

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