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ニューノーマルで起こっている現象を把握しておく

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コロナ禍で増えた消費、減った消費

新型コロナ禍で、増えた消費があれば、減ってしまった消費もあり、

それらを差し引きすると、思いもよらない逆転現象が

あちこちで起こっていることが分かります。

時代の大きな流れとして、これらを把握し、

様々な産業の今後を予測し、備えていきましょう。

総務省統計局 新型コロナウイルスの感染拡大により消費行動に大きな影響が見られた主な品目など

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_rf1.pdf

これを見ると

コロナ禍で増加した消費支出として

マスク等の保健用消耗品、

ゲームソフト、パソコン、

パスタ、ウエットティッシュ等消耗品、

郵便料、即席めん、チューハイ、カクテル

電子レンジなどがあります。

そしてコロナ禍で減少した消費支出として

乳液、口紅などの化粧品、

ガソリン、鉄道通勤・通学定期代、

マッサージ料金、有料道路料

婦人用スラックス、食事代、

タクシー代、バス代、

背広服、飲酒代などがあります。

ニューノーマルの逆転現象

これらの増減を差し引きして比較したら、

いつの間にか大きな変化が起きていました。

日本経済新聞 新常態、時価総額が逆転 対応力の差で明暗

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60973300Q0A630C2DTA000/

時価総額の逆転現象が起きています。

時価総額とは、株価×発行済み株式数でもとめる

株式市場での企業価値となります。

記事をみると、小売業では、

生活必需品を販売する、食品スーパーのヤオコーが

インバウンドや高額ブランド品を販売する百貨店の三越伊勢丹を

時価総額で追い抜きました。

製紙業では、ネット通販などの梱包資材として

需要が増加している段ボールを

主に扱うレンゴーが、

洋紙を主に扱う大王製紙の時価総額を抜いています。

また、分かりやすいところでは、

レジャー産業では、

「あつまれどうぶつの森」ゲームのヒットした任天堂が、

東京ディズニーリゾートの営業自粛をしたオリエンタルランドの

時価総額を抜いています。

総合商社では、生活関連商材に強い伊藤忠が、

資源関連に強い三菱商事を時価総額で抜いています。

このように、同業界、または近い業界であっても、

明暗がくっきり分かれる結果となっているところが興味深いです。

コロナによる雇用形態の変化

働き方においても、従来の雇用形態から、

ジョブ型の雇用形態への移行がみられます。

インターネット経由で、個人や企業から

単発の仕事を請け負う、「ギグワーカー」が

増加しているようです。

オフィスも通勤も不要で、

スキルさえあれば、時間や場所にとらわれずに

働くことができるというワーカー側のメリットと、

企業側としても、突発的な人手不足を

単発の依頼で解消できるメリットがあります。

失業率は悪化の傾向

日米欧ともに失業率が悪化しています。

国の支援を受けたり、業績悪化に耐え続け、

感染拡大の状況も収束が見えない中で、

まだ職安には行かずに、様子を見ている人も

相当数いると予測されています。

従って、今後さらに失業率が悪化していく

可能性が高いという見方が多いです。

対面営業が困難に

大手生命保険の第一生命が

保険のオンライン販売を開始するとのことです。

日本経済新聞 第一生命、オンラインで保険販売へ 大手生保で初

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60904720Y0A620C2MM8000/

対面での営業ができなくなっているので、

オンライン化が加速しているということです。

ただ、対面営業員を最初から持たず、

オンラインだけで契約、販売まで完結でき、

その分コスト競争力がある価格で勝負している

保険会社も近年出てきており、

そういったところにどう対抗していくのか

という課題が残る気がします。

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民泊の失速

インバウンドも増加傾向にあり、

日本の宿泊施設のキャパでは間に合わないと、

民泊新法が2018年に出来て、

その厳しい規制をしっかり遵守できるように

先行投資してきた民泊オーナーも少なくなかったでしょう。

いよいよ東京五輪を見据えてという

まさかのタイミングで、

この新型コロナで、全てが振り出しに戻されてしまった感じで

とても残念です。

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まとめ

コロナ禍で増えた消費、減った消費があり、

同じ業界でも明暗がはっきりと出るような

逆転現象が起きています。

仕事も雇用もフレキシブルを求められ、

結果的に失業率は悪化しています。

予期せぬ事態に、対面での仕事のやり方が

見直され、東京五輪の前に盛り上がり出した

民泊も急減速せざるを得ない状況です。

これらの変化をしっかりと把握し、

自分の置かれている状況に重ね合わせてみることで、

自分の居場所にも起こり得る変化を予測しながら

常に備えておくことが重要かと思います。

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